6月21日、7月7日の2日間に渡り、「横浜オープンイノベーション・プロジェクト」でエフェクチュエーション・ワークショップを開催しました。
横浜オープンイノベーション・プロジェクトの概要はこちら
横浜市立大学の芦澤先生、横浜国立大学の真鍋先生が共同プロジェクトリーダーを務める「横浜オープンイノベーション・プロジェクト」。
このプロジェクトでは両名のお声掛けにより集まった企業が、みなとみらい地区でオープンイノベーションに向けて取り組んでいます。
今回のエフェクチュエーション・ワークショップは、横浜オープンイノベーション・プロジェクトに参加している大企業の新規事業担当者の約30名に実施しました。
(※)横浜オープンイノベーション・プロジェクトに参加している企業
AGC株式会社、NECネッツエスアイ株式会社、京浜急行電鉄株式会社、JFEエンジニアリング株式会社、株式会社資生堂、株式会社Swap、株式会社相鉄アーバンクリエイツ、相鉄ホールディングス株式会社、日揮株式会社、日揮ホールディングス株式会社、日産自動車株式会社、株式会社ファンケル、富士通株式会社、富士フイルムビジネスイノベーション株式会社、株式会社三菱地所、株式会社村田製作所、森永乳業株式会社
私たちが今回のエフェクチュエーション・ワークショップでやりたかったことは、企業間のオープンイノベーションの失敗の素を取り除くことです。
例えば企業間のオープンイノベーションはこんな「あるある」によって、よく失敗します。
「情報とりたいけど、出したくない」
「どうぞどうぞ、弊社はお手伝いです」
「相手企業との関係構築自体が目的化」
「どうせならでっかく行こう!」
それは参加者が大企業としての「顔」だけを持ち込んで、そこから生まれる課題を「我が事」として捉えられないことで起こることがほとんどです。
エフェクチュエーション・ワークショップは、企業としてではなく参加者個人の動機や手札から考えることで、そこから生まれたアイデアを「我が事」として捉えることができるようになり、参加者個人としてのコミットメントが生まれるようになります。
実際に参加者からは「ワークショップ終了後も同じチームでアイデアを実現したい」という声が聞こえたほどでした。
ここまでの取り組みを通じて、参加者が自ら企業の垣根を取り除き、オープンイノベーションの土壌を耕すことができたと思っています。
私たちは、このオープンイノベーションの土壌からアイデアをという芽を芽吹かせ、事業化という花を咲かせるために、芦澤先生/真鍋先生と一緒に、横浜オープンイノベーション・プロジェクトを盛り上げていきたいと考えています。
ワークショップの様子はTOMORUBAでもまとめていただいています。
6月21日(前編):
7月 7日(後編):
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