
個人と組織のイノベーション・ローディー

「イノベーションを生みだす考え方」の誤解
イノベーションは世の中にでかいインパクトを起こす野心的な活動なので気宇壮大な計画なしには起こせない?
本当にそうでしょうか?
不確実で環境変化が激しい世の中では、ものごとが計画どおりに進むことはありません。そもそも予測不能な未来を予測し計画するのは無駄あがきです。
一方で、大きなインパクトを生み出したくても、最初の一歩の置き方がまずいと机上の空論にしかなりません。
私たちは、成功する起業家は手の内にある手段で届く、近いゴール設定から始め、弛まぬ試行錯誤を重ねながらインパクトのあるイノベーションにたどり着くと考えています(*エフェクチュエーション理論)。

経営チーム

共同代表
飯野 将人
日本興業銀行、米国GEを経て日米複数のスタートアップの立ち上げと経営、成功と失敗を経験。2003年から2012年までベンチャーキャピタルのパートナーとしてスタートアップ投資に取り組んだ後、2014年からラーニング・アントレプレナーズ・ラボ株式会社を設立し「顧客開発モデル」や「リーンスタートアップ」を中心とする講演やその実践で数々の実績。
新規ビジネスの立ち上げプロセスとして確立されたリーンスタートアップを包含しつつ、それに留まらない個人や組織の起業マインド・スキルの知行合一と熟達を促す概念「アントレフルネス」を提唱・普及するべく、Scale Outを共同設立。
趣味はヨーロッパサッカーの追っかけと、ヘビメタ(聴く方も弾く方も)。マラソンも嗜むがどうしても4時間が切れない万年オーバー4ランナー。
東京大学法学部卒 米国ハーバード大学経営大学院修了
早稲田大学 上級研究員客員教授
株式会社リコー CDIO付DXエグゼクティブ
訳書に『スタートアップ・マニュアル』(翔泳社)、『リーン顧客開発』(オライリー・ジャパン)、『クリーンテック革命』(ファーストプレス)等

共同代表
山形 啓二郎
国際カンファレンス運営企業、在日米国大使館、経営コンサルティングなどで日米企業の海外展開支援に従事した後、2015年、一社)Japan Innovation Networkに立ち上げメンバーとして参画。大企業のイノベーション経営支援、新規事業創出制度設計、新規事業立ち上げ伴走等における数多く実践経験を持つ。
2019年に個人・組織の起業家チームに伴走して事業を共に立ち上げるbird in handを創業。「エフェクチュエーション」や「リーンスタートアップ」を包括的に捉え実践する活動に共感し、Scale Outを共同設立。
趣味は旅すること。B級スポット巡りにも飽くなき探求心。幼少期は英国に在住し英国海軍士官学校の寮で中学時代を送るなど異色の経験豊富。
Temple University, Asian Studies, BA
株式会社リコー CDIO付DXエグゼクティブ
HAX Tokyo 講師・メンター
平成27・28年度、経産省「国際即戦力育成インターンシップ事業」ビジネスモデル研修講師兼、評価委員

社外取締役
樋原 伸彦
東京大学教養学部教養学科(国際関係論)卒業、東京銀行(現・三菱UFJ銀行)入行。 世界銀行コンサルタント、通商産業省通商産業研究所(現・経済産業省経済産業研究所)客員研究員、米コロンビア大学ビジネススクール日本経済経営研究所助手、カナダ・サスカチュワン大学ビジネススクール助教授、立命館大学経営学部准教授を経て、2011年から現職。 米コロンビア大学大学院でPh.D.(経済学)を取得。
早稲田大学ビジネススクール准教授
早稲田大学イノベーション・ファイナンス国際研究所所長
パートナーシップ

市谷 聡啓
株式会社レッドジャーニー 代表
政府CIO補佐官
DevLOVE オーガナイザー
サービスや事業についてのアイデア段階の構想から、コンセプトを練り上げていく仮説検証とアジャイル開発の運営について経験が厚い。
プログラマーからキャリアをスタートし、SIerでのプロジェクトマネジメント、大規模インターネットサービスのプロデューサー、アジャイル開発の実践を経て、自らの会社を立ち上げる。
それぞれの局面から得られた実践知で、ソフトウェアの共創に辿り着くべく越境し続けている。
著書に「カイゼン・ジャーニー」「正しいものを正しくつくる」「チーム・ジャーニー」「いちばんやさしいアジャイル開発の教本」、訳書に「リーン開発の現場」等

岡島 康憲
ファストセンシング株式会社
執行役員
ビッグローブ株式会社にて動画配信サービスやIoTシステムの企画開発を担当。
2011年、岩淵技術商事株式会社を創業。自社製品開発やIoTシステムの企画開発に関する支援を行う。 2014年よりDMM.make AKIBA立ち上げに参加し現在もエヴァンジェリストとして情報発信や企画を行う。
2017年、IoTセンサー向けプラットフォームを提供するファストセンシング株式会社を創業。2019年より個人事務所を立ち上げ。
電気通信大学大学院修了

高津 尚志
IMD 北東アジア代表
日本興業銀行、ボストンコンサルティンググループ、リクルートを経て、スイスのビジネススクール・IMDの日本代表(現・北東アジア代表)に。一貫してグローバル化する世界での日本企業の進化に貢献。
経営学の知識、芸術・工芸・文化領域の興味関心、日英仏語の能力などを活かし、異なる世界や分野の人を繋ぎ、知や場の創造に取り組む。
早稲田大学政治経済学部卒
仏・INSEAD経営学修士(MBA)
桑沢デザイン研究所 基礎造形修了
共著書に「感じるマネジメント」「なぜ日本企業はグローバル化でつまずくのか」、訳書に「企業内学習入門」など

吉田 伸太郎
ミッションは「事業をつくる」!
SaaS系スタートアップでエンタープライズセールスとBtoBマーケティング。再春館製薬所で美容メディアを立ち上げ、プロデューサーとしてサービス企画から開発・運用まで一貫して担当。「みんなのウェディング」、「ドリコム」を経て「プラップジャパン」で世界最大級の消費材メーカーのPRやデジタルマーケティング支援の傍ら、3minute社との事業提携を主導。その後独立してマスメディア、通信キャリア、不動産の新規事業やデジタルマーケティングを支援してきた。
慶應大学SFC中退

久保田 誠
北京IWNC咨詢有限公司 副総経理
(株)リクルートキャリアで人材採用支援、中小企業診断士として地域振興と中小製造業の経営コンサルティングに従事し2012年よりICMG/IWNCへ参画。
日本国内の大型企業の次世代経営者育成、グローバル人材育成を経験した後
北京IWNC咨詢有限公司に出向し、現在まで中国事業責任者として経営を担う。
上海をベースに在中国日系企業の戦略策定、人材・組織開発、人事制度構築を担うとともに中関村エリアでのスタートアップ企業と日系企業の協業を支援し、現在に至る。
明治大学政治経済学部卒

石崎 貴紘
YCP Solidianceパートナー
シンガポールオフィス代表
YCP Solidianceではシンガポールオフィスのの責任者として日系企業の各種海外進出プロジェクトをリード。SaaS系サービス、AI、ドローン等のテクノロジーを駆使したスタートアップ企業の海外進出支援から、農業や食品関係企業の海外市場開拓サポートなど、新規事業×海外展開という領域での経験を多数保有。
また、投資事業であるベビースキンケアブランドの東南アジア展開を担当しており、デジタルマーケティングの活用を中心に各国で事業拡大を推進中。
早稲田大学法学部卒
お手伝いできること
"Everything is practice"
by Edson Arantes do Nascimento
組織変革(DX)・制度設計・実践支援・実践教育・意識変革

イノベーター
発掘・動機づけ・創出
イノベーションへの関心を刺激し、誰にも内在するイノベーターのポテンシャルに気づいてもらう。起業や新規事業の挑戦を動機づけ、システマティックなイノベーションに不可欠な「多くのチャレンジに挑む人の母集団形成を支援

Effectuation
「エフェクチュエーション理論」は、バージニア大学ビジネススクール教授のサラス・サラスバシー氏が、優れた起業家の意思決定を体系的に研究し、まとめた理論です。
現代社会では、我々は得てして目標主導型で「コーザル causal」な思考で問題解決に取り組んでいますが、起業家は必ずしも壮大な構想ありきで意思決定をしておらず、手段主導型「エフェクチュアル effectual」で周囲を巻き込みながら、コントロール可能な目的を紡ぎ、その実現を通じて徐々に目的を拡げ未来を切り開いています。
スケールアウトでは、理論に留まらず、このようなマインドセットを持つ人材を増やす活動を体系的なアプローチで実践しています。
Learn from yesterday
Live for today
Hope for tomorrow
by Albert Einstein